「真木さん…どうしたんですか??こんなところで!」

「いや、チョッとここら辺通ったからさwハハハッ~」

「いや、笑い事じゃないでしょ。」

そう、私は苦笑いした。
私は、真木さんと歩いて寮へと向かった。

「最近さ、傑とどうなの??」

「そう言えば、最近、会ってないな~。今、大学の合宿にいるはずですからね。どうかしました??」

「いや、最近…全然走れてなくてさ、アイツ。」

「えっ、走れてないんですか?!?!」

「いや、そういうわけじゃないんだけど…タイムも悪くない。でも、覇気がないって言うか…だから、実樹と何かあったのかなぁ~ってさ。」

「だから、私に愛に来たんですね。」

実樹は納得した。

傑が、走れてない。どうしてだろ。どうしたんだろう…

「真木さん、って、こんなところにいていいんですか??真木さんだって、合宿で…」