「って、私、傑さんの事呼び捨てにしちゃった(๑´ڡ`๑)テヘ」

そう言って、香純は笑った。

そう、そうなんだよ。忘れられないんだよ。
あの人のこと…


お昼が終わって帰ってきた香純に実樹は…

「おい、ブス。」

「おいおい、それはないやろw」

「何話しとった。なんなんだよ!!」

「ヘヘッ、内緒。」

「ブス!!!!!!」

実樹は、香純の顔を見て言った。

不安なの。不安なんだよ。また、一人になるのは…
もう嫌なの…

「大丈夫。実樹のそばにいるから。それは、変わらない。」

そう言って、香純は実樹の頭をなでた。


不安なんだよ。香純がそう言っても、不安なんだよ。