武瑠に怒りに行こと思ったのに、行けなくなったじゃん。

そう思って、実樹は教室に戻った。

「で、かっちゃんどうした??」

「あっ、あのねお願いがあるの。」

いつもより真剣な香純…
武瑠はそんな香純を不思議に思っていた。

「もー、なんなの。私だけ一人でお昼ですか怒」

そう思いながら、実樹は外を見ていた。
下の方を見ると、武瑠と香純が二人でお弁当をつついていた。

「もぉー。」

実樹はもう、悲しいというか寂しいというか…
複雑な気持ち?!