あぁ、めっちゃ今日は気持ちいいなぁ~
空はめちゃくちゃ青空で、春風が、吹いていた。

「実樹ちゃんおはよー。」
「あっ、おはようございます。なんか、眠そうですね。」
「そりゃ、そうだわ。」

そうですよね。陸上部のみなさんは、朝練で朝五時から、河川敷まで走りに行っています。

みなさんは、眠そうな目を凝らしながら、ぞろぞろ玄関から、出ていった。

「言ってらっしゃい。」

そう言うと、みんな手を降ってくれた。

あれ、あれれ??

一人いない気が…

あっ。

私は急いで、中に入って、階段をあがった。

「ちょとー、起きて!!あんた、講義一時間目からあるでしょ。」

そうです。傑です。

「今何時??」

「8時半!!えっ、8時半??」

「嘘、やべぇー。」

「私もやばいよ~傑、早く学校行ってよ!!!」

私は急いで、学校まで走った。
まぁ、私の学校は、傑が通っている大学の付属高校なので、近いっちゃ近いんですが…

「セーフ…じゃないね。アハハ、お、おはようございます。」

教室の静まりかえった空気…痛かった。

私は、颯爽と自分の机に座った。

朝から、やらかした…