「……っ…ぉ…る…おい、流夢」
誰か呼んでる…
パッと起きると目の前には綺麗な憐の顔
「ん…憐?」
「ん、はよ」
「おはよ」
いつの間にか憐に膝枕してもらってたみたい
おはようとは言ったものの、憐の膝枕が心地よくて寝てしまいそう
「ほら、起きろ」
憐は私の頭を撫でながら言うけど、それが逆にもっと眠たくなる
「んーやだぁ。もうちょっと…」
憐の腰に手を回し、お腹に顔を押し付けてもう一度夢の世界に…
「可愛い…襲ってしまいそ」
行けなかった
襲ってしまうなんて!ありえない
立てなくなっちゃうよ
バッと起きる
すると憐は残念そうな顔をして、もう一度「はよ」と言った



