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「佐倉。この前の案件終わったろ?今度、こっちの案件を安西と舟木とお前でやってくれ」


「了解しました」




社長は詳細のレポートを渡すとそのままどこかへと行ってしまった。


ペラペラと内容を確認していたら……




「ゔぅ……。安西先輩、重いです」


「俺は重くない。詩織が俺を受け止める愛がないだけ」




「愛があっても受け止められません!」




着席してる人に後ろから全体重かけられたら、誰でも重いだろうがっ!




「あ〜それ。お宅訪問のだろ?面倒くさいよな」


「どっちかと言うと侵入ですけどね」


「まぁな。これ詩織が一番大変だろ?侵入役。俺、被害者役っ♪日頃のストレス発散してやる!」


「先輩、遊びじゃないんですからね!」




自由過ぎる先輩を持つのも大変だ。



仕事はちゃんとやってくれてるからいいものの……