「あれ、まだ早かったか・・・」
校門を通り過ぎたところで、腕時計を確認すると入学式までまだ時間があることに気が付いた。
もちろん周りには、まだ誰もいなかった。
すると、「♪~♪~」
と、どこからか音が聞こえてきた。
「ん?」
気になってあたりを見渡してもどこから聞こえてくるのかわからなかった。
「すてき・・・」
よく聞くと、とてもきれいなギターの音だった。
それと同時に、透き通った男性の声が聞こえてきた。
その歌は、とても切ないメロディーだった。
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