「好きだったよ?」姉弟になる前にそう伝えられてたなら、なにか変わってたんだろうか。
少なくとも今みたいに気持ちを引きずったりしなかったと思う。
好きで、忘れようとしてる人と同じ家に居るなんて、そんなんじゃ忘れようだなんて簡単に出来ないよ。
考えてしまう、ソウタのことばっかり。
それはキスした夜から余計にあたしの頭はソウタでいっぱいになった。
ソウタにとってあのキスには何も深い意味はなかったけど。
なんて、苦しいんだろ。
他の人を好きになりたい。
切にそう思った。
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