「そんなの無理!絶対いや!」 「……。」 なんだ……。 つまんね……。 「今日も放課後来い。」 「な、なんで……」 「別に嫌で嫌で仕方ないなら来なくていいから。じゃ。」 教室の方向へ向かう。 後ろで竹田がなにやら文句を言っているのが聞こえた。 放課後、茅は図書室に来た。 こいつは間違いなく俺のことが好きだな。 顔を赤くして、 文句を言っていた。 その姿を見て、笑うのをこらえる俺も相当茅にハマっているのだろう。