もう一度電話を掛けるがやはり通じない。 とりあえずトイレの方に行ってみるか……。 その時、ふと途中にある自動販売機が目についた。 そこに立つ二人の男女。 「茅……」 茅は見知らぬ男に頭を撫でられていた。