だってまだ恥ずかしいし、緊張する……。 今だって…… ただ向かい合ってるだけなのに、顔熱い。 私っておかしいのかな……。 「ホラ、軽音次の曲始めるっぽいぞ?」 「あ、うん!」 窓辺から二人で身を乗り出して下を見る。 小さな窓から二人で狭く肩を寄せあって下を見るこの一時を すごく 大切にしたいと思った。