「誓……!?何それ!」


「茅……」


「っ!」





ああ……。



好き。



その優しく私を呼ぶ声も……。


大事そうに私に触れるその指も……。


少し赤く染まった頬も……。



大好き。










「環方くん……大好き……。」


「だから知ってるって。」




さっきまでの騒がしさとはまるで別の世界のようなその静かな空間で

私たちはキスをした。