何日か経って。
先生も私も、微妙な空気のままでいた。
いつも話しかけてくれる先生は、うかがうように私を見るだけで。
なんだか、いつまでも引きずっている私が子どもっぽく思えて仕方がなかった。
先生は、私のことなんてどうでもいいのに。
私が背を向ければ、それまでの関係なのに。
そしてその日、あっきーが休んだことをきっかけに、先生がまた話しかけてきた。
「横内、このプリント、こいつの机の中に入れておいてくれるか。」
「……はい。」
小さく答えて、そのプリントを受け取る。
一瞬目が合うと、先生は弱気な感じで微笑んだ。
そんな顔されたら、怒れないじゃん先生―――
決意の崩れる音を聴いた私は、来週の授業で時効にしようって、そう思った。
先生も私も、微妙な空気のままでいた。
いつも話しかけてくれる先生は、うかがうように私を見るだけで。
なんだか、いつまでも引きずっている私が子どもっぽく思えて仕方がなかった。
先生は、私のことなんてどうでもいいのに。
私が背を向ければ、それまでの関係なのに。
そしてその日、あっきーが休んだことをきっかけに、先生がまた話しかけてきた。
「横内、このプリント、こいつの机の中に入れておいてくれるか。」
「……はい。」
小さく答えて、そのプリントを受け取る。
一瞬目が合うと、先生は弱気な感じで微笑んだ。
そんな顔されたら、怒れないじゃん先生―――
決意の崩れる音を聴いた私は、来週の授業で時効にしようって、そう思った。