「おまっ……!それはっ!




 ……反則だろっ///」


「は?何訳の分かんない事言ってる訳?」


「そうか……。

 お前っ……バカだったのか…。

 ごめんな。忘れてた。」


「なっなっ!」




私は、バカなんかじゃなーい!!!!!

バカにしやがって…一ノ瀬翔め…。



許せない。


何て言える訳ない。


チュッと公園に響き渡るリップ音。


頬に残る感触。


一ノ瀬翔のニヤけた顔

 

「いっやあぁぁ!…んっ」



叫ぼうとしても、キスをされる始末。


「ばっ、ばかぁ。」


涙目になりながらも、自分の意見を主張する。



「それも反則だけど。
 しょーがねぇから今回は見なかった事にしてやるよ。
 ただし、次は抑えられねぇよ?」


「意味分かんないし!」