「なぁ、桧莉ー。もっかい言ってー?」
──公園のベンチにて。
めんどくさい事になってしまいました。
私が墓穴をほってしまった上に、それを一ノ瀬翔に聞かれてしまった。
そして、今に至る。
「なぁ…桧莉…。」
「っ…!!!!」
しつこいし、甘いし……
もうイヤだ!!
…なはずなんだけど。
それよりも色っぽい声で耳元で話す一ノ瀬翔がかっこいいと思ってしまう。
これって重症かな…?
「あれ?感じちゃった?」
なんてからかわれても、言い返せない…。
もう、おかしいよ……。
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