なんかさ、今日会ったばっかのはずなのに、なんだろ、
「お姉ちゃんみたいだ。」
「もう何言ってんの。まあでも、紫苑も妹みたい。」
フフフッと笑う夢。
お、お美しい。
「あっ連絡先交換しときましょ。」
「うんっするする!」
「嬉しそうね。」
「うん初なの。初が夢で嬉しいな。」
「そ、よかったわね。」
そっけないけど、夢も嬉しそうだ。
もしやツンデレか?
「ツ・ン・デ・レ?」
「バッ///違うわよ!ほら帰るよ、遅くなっちゃったじゃない!紫苑は電車?」
ふっこれは絶対ツンデレだな。
「ううん、夢は電車なの?」
「そうなの。二駅だけど。」
「そっかー、じゃここでバイバイだね。
あたし駅と反対方向だから。」
「へぇー、そうなの。また明日。」
スタスタ歩き始めちゃったよ、夢さん。
「うん、また明日ー!バイバーイ!」
手ジャンプしながら振ってたら、
振り返って手を振り返してくれた!
…苦笑付きだけど。