「なぁ愛月」












いつになく真剣な蒼未…。










「ん?なぁに?」











「俺と住まないか?まだ、一人前じゃないけど、必ず養えるくらいの男になるから。俺のそばにいて?」











そう言って指輪をくれた蒼未。











「そ、そうまぁーあたしも、ずっと、蒼未と、いたい」










泣きながらだから、何言ってるのか伝わらないかな、って思ったけど伝わったみたい。











「愛月、愛してる」











「あたしも…」











そして愛月は気づく。











蒼未は強引時々甘々彼氏だと。












あ、間違えたや。











『強引時々甘々旦那さま』でした。