「あっ。おはよぅ。辺里君。」

瑠璃ちゃんの声で確信を得る。

私が頑張って明るい声で、挨拶した相手は....


辺里君....。



「きゃあああああ....!」


私は下駄箱から、一目散に逃げた。

「はっ!恥ずかしぃよぉ!!」

辺里君に!

おはよぅ!!....だなんて!

むむむ!無理!顔見れない!!

嫌だ。私何やってんだろ....。

「はぁぁぁぁ................!」

な・ん・で?

廊下がー近づいてくるーーーーー!!