放課後になった。


補習開始まであと20分。


美紅と2人きり…


落ち着かねえな…


俺は美紅の机に伏せて寝ることにした。


すると、


美紅「ちょっと自販機行ってくる…」


俺はすぐさま、美紅の手をつかんで


俺のカバンからミルクティーを出して


美紅にやった。


美紅は顔を赤らめながら一口飲んだ。


─間接キス


頭の中でその言葉を浮かべるだけで


ニヤついてしまいそうになる。


だから、俺は気付かないふりをして


また机に伏せて寝た。