「姫凪!名前、真白って言うんだよ!」



そう言って犬を連れて来た悠を見て、安堵のため息が漏れる。



良かった…聞こえてなかったみたいだ…




悠は、真白を私の目の前まで連れてきた。



「…大きい犬だね」




「だろ」