まず、授業が始まる前にすぐに寝る。

そして起こしてやろうとすると、俺の腕
を容赦なくひっかいた。

猫かよ。

…挙句の果て、俺に何故起こさない、と
文句を言うし。

何だか腹がたつ。

女子にこんなにイラっとしたのは初めて
かもしれない。

なのに。

向こうは全く気にしてない様子で

食堂のことをキラキラとした瞳で聞いて
くるんだ。

あぁ、本当に調子が狂う。