『俺も男だから、なんつーかあの状況は
ヤバかったっていうか。…って、言い訳
しても駄目だよな…。本当ごめん。』
何だか吉田君のその声を聞いて、私の
胸が、きゅうってなった。何だ、これ。
ていうか、吉田君すごく申し訳なさそう
で逆に申し訳ない。
よし、ここは何か気のきいた、心を軽く
できる言葉をかけてやろう!
「いいよ別に。私全然気にしてないし。
むしろ忘れてたくらい。」
電話越しとはいえ、すっきりした笑顔で
本音を言い放った私。
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