先生の方をちらりと見ると苦笑い。

…私、なんか悪いこと言った?
首を傾げてみるが、わからない。

まぁいっか。

「先生、私の席どこですか?」

声をかけると、はっと我にかえる先生。
…そんなに驚かなくても。

「1番後ろの窓側ね。」



ラッキー。日当たり良好。寝れそう。

私は鼻歌を歌いながら席に向かう。
あー。席替えしたくないなぁ。