感想ノート
少し変わり者の若宮・沙霧と、不思議な純白の容姿を持つ人間嫌いの少女・泡雪。雪の中でゆっくりと育まれる、二人の恋の物語。
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汐見 夏衛 2015/05/09 11:30
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儚い、切ない……でも、とても美しい物語でした。
沙霧のちょっととぼけたところも優しいところも、泡雪のストレートで一生懸命なところも、本当に素敵でした。
宮中劇のリアルな陰険さがまた、白縫山での短く長閑なひと時を際立たせていますね。
切ない……(と繰り返して言ってみる)。
ところで。
逸勢さんファンがおられるとは!
私も好きなんです!
一族には嘉智子がいて、渡唐しても空海がいて、三筆としては嵯峨天皇の陰に隠れ、怨霊になっても菅原道真クラスじゃない。
という「微妙な影の薄さ」に惹かれて、逸勢がヒーローの和風ファンタジーを書いたことがあります。
詰め込みすぎでグダグダになりましたが(^▽^;
またほかの作品も読ませていただきますね。
『可視光の想い』、本棚に入れさせていただきました。馳月基矢 2015/05/09 01:43
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♪陽烏さま♪
いつもありがとうございます!
ひっそり始めていた番外編に気づいていただき、とっても幸いです。
応援ありがとうございます、がんばりますね(≧∇≦)汐見 夏衛 2014/03/16 23:01
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番外編もあったんですねヽ(・∀・)ノ
こっちも本棚inして読みたいと思います。
更新頑張ってください!陽烏 2014/03/16 22:54
♪氷月さま♪
レビュー&ご感想ありがとうございました。本当に文学的で素敵なレビューに感激いたしました。
そして、逸勢さんをヒーローにした小説というチャレンジングさに脱帽です。知名度、低いですよね……まさに影が薄い笑
私は個人的に書道が好きなので、そちらのほうから逸勢を知ったのですが
三筆の中でも特に逸勢の筆跡が好きです。もう、伊都内親王願文に一目惚れしてしまって、必死に臨書した若き日。あの繊細で優美ながらも大らかで豪快な筆跡が最高です!
政治的には不遇な晩年だったと読んだ覚えがりますが、まさか怨霊にまで祀りあげられるほどだったとは……氷月さまのコメント、いつもとても勉強になります。ありがとうございます。
また雑談化してしまいそうなので、このへんで失礼いたしますね!