幼なじみの恋って変ですか…?

同じ町内のレミ(私)ともあと

颯汰と隼人。

「レミー!私たち違うクラスだって…」

「え、ほんと!?やだ〜‼︎」

「颯汰と隼人はどうかな?」

私たちはクラス表をじっと

見つめて颯汰と隼人の名前を探した。

〔A組〕西本レミ…蜂谷颯汰…前田隼人

…って、隼人たちもA組!?ってことは

もあだけ離れちゃった‼︎

「ありゃ、私だけC組かあ…」

もあが悲しそうな表情を浮かべる。

「まーもう小学校六年目だしさ‼︎

もあみたいな子はすぐ友達できるよ!」

「…うん。…そうだね!私教室行くね」

そう言うともあは走って行った。

「あーあ、どうしよっかなー。」

レミは口元で呟いた。

「A組のみんなー始業式始まるよー」

新しい先生の大きい声にみんな耳を傾け

て、仲がいい子同士で体育館に移動した

その時私の好きな颯汰が前を通った。

私はもちろんすぐ声をかける。

「そう…」

「颯汰〜ッ❤︎」

甲高い声が私の声をかき消した。

「…んだよもあ。」

「一緒に体育館いこー?」

え… なんで?

もあは私が颯汰が好きなの

知ってるはずなのに。

こんな裏切りって……