私はお店に休みの連絡を入れたあと
早速ナギサさんのメールに返事をした。
(大丈夫です。
明日何時頃にしましょうか?)
久しぶりに会えると思うと
少しだけドキドキしてきた。
すると返事がすぐに返ってきた
~♪
寝る支度もしていたので
あとは寝るだけ。
ベッドに潜り込み、携帯の
メール画面を開いた。
(あんまり遅くなるといけないし
夕方からにしよっか??
今地元に帰ってるから遠いと思うけど
〇〇で会ってもいいかな?)
ナギサさんの地元は私が働いてるお店の
場所に近かった。
もちろんナオとリョウがいるお店も
ナギサさんの地元に近い。
そしてナオとリョウの地元も
私のお店から近い。
私とミキが各自引っ越せば私だけ
もっと都会の方になり遠くなる。
ミキはナオとリョウやナギサさんの地元に
近い場所になる。
私だけ遠くに住むと考えると
少し寂しい気持ちもあった
そんなこと考えても一人暮らしの許可も
得てないしお金も貯まってなかったから
私も皆の所へ行こうだなんてことは
全く考えてなかった
両親も歳だったからいつ倒れるか
わからなかった。
ただこの距離が後々辛いことになるのは
もっと先の話だった。
それにしても夕方何時に会うつもりなのかな。
あんまり遅くなると私は帰れなくなるし
ご飯食べる丁度いい時間にしたいので
私は7時くらいに待ち合わせしようと思った
(いいですよ。
19時からでもいいですか?)
着々と話は進み
結局、明日の夕方7時から
私が働いてるお店の近くで待ち合わせする
ことになった。
(ありがとな!
明日が楽しみだな(。-∀-)!
たくさん話しような!)
(こちらこそ、楽しみにしてます。
私は寝ます。おやすみなさい)
私はおやすみのメールを返したあと
眠りにつくことにした。
気づけばもう朝6時。
両親が起きる頃だ
そんな朝日が登りそうな明るさに不自然さを
感じながら私は眠った。
この明日のデートから私とリョウの関係を
めちゃくちゃにしてしまうことは
この時は全く気づかなかった。
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