私は春頃から好きな人がいた。


その人の名前は ナギサさん と言う
25歳にしてアパレルの若店長をしていた。

私はナギサさんと春頃にお店で出会い、
一目惚れをして
連絡を取り合って来ていた。

そして休みの日には私をデートに
誘ってくれていた。
私はそんなナギサさんのことをずっと
追いかけていつか告白しようと思っていた。



そんな憧れのナギサさんから
メールが来たのだ。











ナギサさん…
こんな時間に珍しい。


(おはよう(^O^)
朝早くにゴメンな?

今日の夜、空いてたらご飯にでも
食べに行かないか?
久々にお前と話したいし!)


ナギサさんは私と似て
サバサバしつつ落ち着いていた。

そんなフィーリングの相性が良いのか
私は一時期そんなナギサさんのこと
ばかり考えていた時期もあった。

今はだいぶ落ち着いてきたが
再びメールが来ると頭の中が一気に
ナギサさんのことで溢れ出す。


あぁ…どうしよう…
明日仕事なのになぁ。




仕事を厳かにしてまで好きな人に
会うわけにもいかない…

だけど会いたくてたまらなくなった。




…だめだ…会いたい。




私はナギサさんの誘惑に負け、
仕事場に休みを入れることにした。







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