-----------------翌日も昨日と同じセレモニーホールで優子の告別式。 親族席におとなしく座っている優貴は、今日も泣いていなかった。 優貴は昨日のオレの話を、少しでも考えてくれただろうか。 優貴と一緒に暮らしたい。 優貴を父親として育てたい。 だけど、無理強いをするつもりもない。 優貴がオレと一緒に暮らすのが嫌だと言うのなら、そんな優貴の気持ちは受け入れようと思う。 優貴の気持ちが最優先だ。