「藍、藍の見解、ちょっと違ってるよ。 優貴は藍も幸せでいてくれなきゃ幸せを感じられないと思うよ」
『ぎゅう』と藍を抱きしめ返す。
「~~~~~~~~~ダメだ!! 大貴とこうしてるのも凄く幸せなんだけど、優貴の話をすると優貴に会いたくなっちゃう」
藍も『ぎゅう』とオレに絡みつきながらも、オレの方に顔を上げた。
「そろそろ優貴迎えに行こっか、藍」
「うん。 久々のデート、楽しかった。 またたまにはしようね」
そっとお互いの身体を離し、代わりに手を繋ぐ。
デート終わりの帰り道。
「デート帰りなので、キスでもしませんか?? 藍さん」
「そうですね」
立ち止まり、藍の唇にキスを落とす。
唇を離すと、少し顔を赤くした藍が照れ笑っていた。
かっわいいなぁ。
「月イチはデートしようよ。 藍とのデート、やっぱ楽しい」
「うん!!」
手を繋ぎ直し、愛しい我が子の元へ向かう。