「・・・・・・・・・・・・ごめんね。 藍の前で優子の話はしないって約束したのに」








笑う藍の頭を撫でると








「・・・・・・・・・・・以後気をつけて下さい。 めっさ嫉妬しましたので。 優貴、すっごく嬉しそうに優子さんの話聞くんだもん。 それはそれで、すごく良い事だし嬉しいんだけど・・・・・・・・・やっぱ、優子さんの事妬んじゃう。 羨ましくてしょうがない。 大貴が優子さんとの初デートのラブラブ話し出した時なんか、うっかりドア開けて殴りかかりそうになったもん」








藍が口を尖らせて面白くなさそうな顔をした。








藍は臍を曲げてしまったけれど、藍がオレの事、優貴の事を想ってくれている事が伝わって、嬉しくて口元が緩んだ。








「怖い怖い。 でも、藍もオレの前で元カレ話とかやめてね。 オレも暴れ出しちゃうから」









藍の突き出た唇にキスをすると、藍がオレの首に腕を回した。








ヨカッタ。 藍の曲がった臍は正常の位置に戻ったらしい。