藍と、藍がシゴト中にググったレシピを作り、3人で食す。







優貴が『また作って』と言うぐらい好評で、藍が物凄く喜んでいた。









夕食を食べ終え、藍が後片付けをしている間にオレがお風呂の準備をして優貴をお風呂に入れる。








優貴があがると、次にオレが入り、最後に藍が入っている時だった。








優貴と風呂上りのお茶を飲みながらリビングでテレビを見ていると








『はぁー』優貴が、しょっぱい顔で溜息を吐いた。








「何かあったのか??」







項垂れる優貴が心配で、優貴の肩を揺らすと








「・・・・・・・・・・・明日、算数のテスト。 オレが算数嫌いなのは、やっぱお母さんの血?? お父さん譲り??」







優貴は、算数が出来ない事が、まるで自分のせいではないとでも言いたげに、オレを軽く睨んだ。








・・・・・・・・・・・・・何ソレ、勉強しろや。 優貴。