「・・・・・・・・・・・・優貴、今からそんなに大人びてると、10年後にはオッサンになって加齢臭し出すぞ」







おとなしく箸を持ちなおし、イヤミの1つでも言ってはみたものの








「10年経ったところで、まだまだ若い18歳なので、それは有り得ないよね」








優貴にアッサリ言い返されて、隣にいる藍には『だっさ』と嘲笑された。








「・・・・・・・・・・・・・」







ダメだ。 オレはそもそも口が立つ人間じゃない。 言い返す事を諦めて静かにゴハンを食べる事に集中。








すると、藍と優貴は『今日の夜ゴハン、何か食べたいのある??』『うーん。 思いつかないけど、肉は食べたい』などと、普通の親子の様な会話をし出した。







そんな光景を見ると、さっき2人にバカにされた事など、どうでもよくなる。








早く結婚がしたいなぁと、そわそわした。