「藍もオレも、そんなつもりじゃない。 ・・・・・・・・・だって、優貴が楽しくないだろ?? 結婚式は、みんなが楽しくなければ意味がない。 優子の事が落ち着いたらやろうよ」








『なっ??』優貴の肩に手を置き、同意を求めるも








「・・・・・・・・・・・・オレのせいなんだ」







優貴の顔は更に曇る。







「ちがう!! 『優貴のせい』とかじゃなくて、もしワタシが優貴の立場だったらそうして欲しいと思うから。 大貴もでしょ??」







藍が、隣に居たオレの腕を揺すった。







藍の言葉に激しく頷くも







「・・・・・・・・・・・本当にそうかな。 自分の都合で誰かの予定を変えて欲しいなんて思うかな。 ・・・・・・・・・・・適当に決めないでよ。 結婚する日って大事でしょ。 オレ、『オレがこんな時に結婚式なんかしやがって』とか思うほどコドモじゃない!!」







優貴は全く納得しなかった。







・・・・・・・・・・・てか、コドモじゃない!!って・・・・・・・・。











『・・・・・・・・・・・コドモじゃん!! 8歳じゃん!!』








思わず藍と息ピッタリに突っ込んでしまった。