まぁ、それなりに本気で片思いしてたから、失恋したら本気で落ち込んだりもした。
…ほんのちょっとだけ、優衣をうらやましく思ったこともあった。
…だけど、1番優衣の近くにいるからこそ、私が誰よりも優衣のいいところを知っている。
だから、これからも優衣のそばにいないって思うんだ。
…あぁ、はやく会えないかなぁー！
私の運命のおうじさ((ベチッ))
『…いったぁーーー！』
「…もう、、葵また話聞いてなかったでしょ！」
『あはは、ごめんごめん(笑)』
「…ったく、このままじゃ彼氏どころか、出会いだって見逃しそうじゃん、笑笑」
『それは大丈夫、大丈夫！だって、出会いセンサーが作動するからね♪(笑)』
「「出会いセンサー？」」
『そーそー！いい人が現れるとビビビッってね！♪』
「…ふぅーん、じゃあなんで俺には作動しないんだ？」
『…なんでだろうね？(笑)』
…優衣がパッと奏太のほうを向いて、残念だったね、なんてわけのわからないことを言ってるけど、、まぁいっか♪(笑)
…はやく出会えたらいいなぁ♪
…ハルくんみたいな、人に。
