『ねぇ、おかあさん。
ひまわりさんは、ずーっとおひさまを見てるけど、首が痛くならないのかな?』
「ふふ(笑)
それがね、大丈夫なのよ。
ひまわりさんは、おひさまに元気をいっぱいもらってるからね」
『そうなんだ!
ひまわりさんは、強いんだね!
あおいもひまわりさんみたいに強くなりたいなぁ』
「そうね、(笑)
あおいもひまわりさんみたいに真っ直ぐで堂々とした人間になるのよ」
…昔、お母さんと手を繋ぎながら歩いた河川敷の道。
私は、"ひまわりさん"にすごく、憧れた。
だけど、私は欲張りだからちょっとのエネルギーなんかじゃちっとも足りないんだ。
もっと、もーっとあなたがほしくなるの。
私はきっと向日葵にはなれない
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