ポケットに入っていたスマホを取り出すと、メールが来ているのに気がついた。
「新着メール」と表示されているところをタップする。
ひよりからのメールだった。
『明日、秋人の手作りクッキー食べたいな!』
料理ができないひよりは、お菓子が食べたくなると買うことはせず俺に作ってくるよう頼んでくる。
だからいつも軽くできるものは作って学校に持っていき、昼休みに渡していた。
ひよりが死んでからもうそんなことはないと思っていたから、なんとなく嬉しくなる。
俺は『はいはい(笑)』と打って、「返信」をタップした。
スマホの画面を見て嬉しがっているひよりの顔が思い浮かび、思わずにやけてしまった。
「新着メール」と表示されているところをタップする。
ひよりからのメールだった。
『明日、秋人の手作りクッキー食べたいな!』
料理ができないひよりは、お菓子が食べたくなると買うことはせず俺に作ってくるよう頼んでくる。
だからいつも軽くできるものは作って学校に持っていき、昼休みに渡していた。
ひよりが死んでからもうそんなことはないと思っていたから、なんとなく嬉しくなる。
俺は『はいはい(笑)』と打って、「返信」をタップした。
スマホの画面を見て嬉しがっているひよりの顔が思い浮かび、思わずにやけてしまった。