ー深夜。side冬哉ー

家に帰って来た俺は鈴美に

「ただいま。…雪奏、どうだ?」と聞いたら

「お帰り。…颯斗君が付き添ってるけど熱は下がらないって言ってたわよ?」と言った。

「分かった。」そう言うと雪奏の部屋に入ると

「冬哉さん。」と颯斗君が言うと

「雪奏の様子は?」と言ったら

「30分位前に熱を測ったら37度9分でした。少しずつ、熱は下がってます。」と答えた。

「そうか…颯斗君もう休んだ方が良い」と言ったが

「いえ、俺自身雪奏を看ていたいんです。」と言った

「分かった。ここに布団一式持って行くから」と言い雪奏の部屋を一旦出た。

布団一式を持って颯斗君に渡してその場を颯斗君に任せ部屋を後にした。