「はい。…宜しくお願いします。」そう言うと雪奏の部屋に戻り、雪奏の顔色を見た。…まだ悪そうだな。
「颯斗?」そう雪奏は言った。
「あぁ、ここに居るから。…鈴美さん作ってくれるって」そう言うと微笑んだ。
暫くするとノックされ扉を開けると鈴美さんがお盆の上にうどんと俺の夕飯を乗せて来た。俺はお盆を受け取ると
「ありがとうございます。」と言うと鈴美さんは雪奏の顔色を見に部屋に入った。
「まだ熱そうね…雪奏うどんは残して良いから少しでも食べるのよ?」と言い、雪奏は
「分かった…」そう言いゆっくりと起き上がった。
「後宜しくね?食べ終わった頃にまた来るから」と言い鈴美さんは部屋を出た。
雪奏がゆっくりだけど食べ始めたのを確認すると俺も食べ始めた。…少しして雪奏は箸を置いた。食べた量は大体1/3か…
「もう、良いのか?」と言うと雪奏は
「うん…」 雪奏、辛そうだな…
「汗、掻いたろ?…今鈴美さん呼んで来るから」と言ったが、雪奏は
「颯斗が背中拭いて…?」
はっ!?今何て…?