嬉しそうに微笑むとまた雪奏は眠った。
早く良くなれよ…と思いながら。
ー夕方ー
雪奏が目が覚ました。
「雪奏。…調子はどうだ?」と言うと
「まだ体熱い…」そう言うと雪奏の脇に体温計を差し込むと1、2分して体温計が鳴ったのを確認すると体温計に目を落とし、数字を見た。
38度5分…結構あるな…
「何か食べれそうか?」と言うと雪奏は少し悩み
「うどん…」と答えた。
「分かった。…鈴美さんに頼んで来るから」と言うと雪奏は
「…直ぐ帰って来てね?」と答えた。俺は雪奏の肩を優しくトントンと叩いてリビングに行った。
リビングに着くと、鈴美さんが居ない…。キッチンか。と思うとキッチンに向かい鈴美さんを見つけると鈴美さんは振り向いて
「雪奏の調子は?」と言った。
「まだ熱は下がって無いです。…雪奏、うどん食べたいって言ってるのでお願い出来ますか?」と言うと鈴美さんは
「大丈夫よ。颯斗君雪奏の部屋に夕飯持って行くから雪奏を宜しくね?」と言われた。