颯斗と私が家に帰ったら門の先でマスコミが居た。
…バレてないみたいだから力を使い、颯斗を連れて門を通らず玄関に行って家に入った。
「…ふぅ。」颯斗がため息をこぼすと、
「何でこんなにマスコミがいるんだよ。…別に報道することあるだろ。」とため息混じりで言った。
「…そうだね。私たちの回りに居たらいざというときに危ないのに。」と私は靴を脱ぎ揃えて、颯斗が靴を脱ぎ揃えてから廊下を歩き出した。
「あ、夕飯何が良い?」と颯斗の方に向きながら私は言うと
「う~ん魚系かな。」と颯斗は答えた。歩きながらリビングに着いたので壁にあるタッチパネルを操作して、
「10分ぐらいで沸くから先に入って?颯斗がお風呂入ってる内に作るから。」私が言うと
「分かった。」とリビングから出て言った。…さてと作りますか。