「そうなっても話さなかったのは皆に迷惑と思ったから、か?」話しを聞いて理由を推理して
「うん。」と雪奏が言った。俺は雪奏を抱き締めると、
「なぁ、雪奏。俺の一番大切な人は分かるか?」と俺の腕の中にいる雪奏に聞いた。暫くして
「…私?」と言った。
「そうだ。もし、雪奏は俺が何かに苦しんでるって分かったらどうする?」
「何とかしたいって思う。…あ。」分かった顔をした。
「分かったか?」と言うと
「うん。…ごめんね。颯斗。私…ん!?」それ以上言いそうだから黙らせた。…俺の口で。
じたばたしてるけど抱き締めてるから意味無い。
ッ!!ヤバい…もっと欲しい…俺はいつの間にか雪奏の唇にしゃぶりついていた。雪奏がじたばたするのを止めた位に唇を離すと
「それ以上謝るともっと凄いことするぞ?」と雪奏に言うと、
「えっ!?」目を丸くして驚いてる。ずいっと近付いて
「俺はそれでも良いけど。」と追い討ちをかけた。