前、颯斗に伝えていた。

私に家族しか知らないもう1つの名前があると。…闘いが劇化して、倒せない場合、私にその名で呼んで、とただ、この名前を知らせられるのは一人だけ。だからそのときは耳元で言うだけで良い、と。

颯斗は頷くと、颯斗は後ろから抱き締め、耳元でこう言った


《雪菜》と。

その時、私はてを前に出し、《無》の最高位、虚無の穴をキングに使った。

キングは穴の向こうに消えた。

キングが消えると同時に穴も消えた。

「これでお仕舞い…?」そうお義姉ちゃんが言うけど

「ううん。《ヘル》の痕跡を消さなきゃ。」と同時にお父さんから電話が掛かり、

『各《宮》に協力要請出してる。文献通りにやるぞ。』と言うと

「分かった。こっちは私がやる。合図は任せる」と言った。

「行くぞ!せーの!」と言い空に虹色に輝いた。