「そう。分かった。…颯斗も早く休みなさい。颯斗が元気無いと雪奏ちゃんも心配するから。」と母さんが言ったから、
「あぁ、お休み。」と残し部屋に戻った。
「雪奏、起きてたのか。」コクりと頷くと
「颯斗、居なかったから…」不安そうな声で言った。…相当弱ってるな。雪奏の近くに寄り、抱き締めて頭を撫でながら
「ごめんな?…雪奏の側に居るから、な?」と言うとすっと目を閉じた。
雪奏が起きない様にベットに潜り込み、俺も横になり、腕枕すると俺も目を閉じると雪奏がどうすればストレスを感じなくて良いか考えて始めた。
ーside遼ー
深夜家に帰るとまだ秋子が起きてた。
「あ、お帰りなさい。今日当直よね?」聞いてきて
「ただいま。当直は別の医師に事情を言って交代して貰った。…状態は?」
「弱ってるわ。…雪奏ちゃん食物アレルギーあった事知ってた?」
「あぁ、もう昨日か、精密検査でマンゴーが3だったな。」
「わたし知らなくて、ゼリー出しかけたけど、颯斗に言われて食べさせなくてすんだの。」