ーその頃。side颯斗ー

俺はパソコンをじーっと見ていた。

…雪奏の誕生日プレゼントをどうするか。

…髪長いし、髪止め?…仕事中位にしか結ばないし。…無しか?

ネックレス、ブレスレッド、イヤリング(イヤリングは最近しなくなったが。)はしてるし、…じゃあリング?…ピンと来ないな…。雪奏に指輪渡すの雪奏が高校を卒業した時の一回だけにしたいしな…。

……アッ!これ良いかも。

置いてある店も俺ん家から遠くないし。

明日、さくらに雪奏を頼んで、予約しに行くか

…さくらに明日の事、頼みに行くか。…余計な事言われそうだけど。…後は。俺はとある人に電話を掛け

「遅い時間にすみません。…実はお話が有るのですが、お時間良いでしょうか」俺が言うと相手の人は

『颯斗君か。…どうしたんだ?』と言われたから

「お願いが有りまして────」と話始め、

『分かった。スケジュールを調整する。』と認めてもらい、お礼を言ってから電話を切った。

雪奏。俺からのサプライズ、喜んでくれよ…?