「雪奏ちゃん、食物アレルギーあっただなんて知らなかった。ごめんね?」と母さんが言うと

「ううん。気にしないで?言って無かったし…」あ~ダメだ雪奏、気使ってる。

「マンゴーアレルギーは雪奏の場合低いけど、食物アレルギー持つ人は食べたく無いだろ?」と母さんに言った。

「良いよ颯斗。大丈夫だから。言って無かったんだし。」また、気使ってるし。

「良いから。少しでも良いから苺、食べろよ?」と言うとようやく少しずつ食べ始めた。

小粒の苺だったが5~6個食べた。

俺の部屋で雪奏を休ませる事になった。

雪奏はベットに入るとすぐに眠った。

リビングに行き、

「雪奏ちゃんは?」母さんが聞いてきて

「今寝た。」俺が言うと

「雪奏ちゃん、苦手なものとか、あと他に気を着ける事ある?」母さんが聞いてきてきた。

「バナナが食べれないな。…小さい時に風邪ばかり引いてて栄養不足を補おうとしてかなり食べさせられたからそれが原因で、それ以来食べないって。マンゴー以外アレルギーは無い。花粉症も無い。後は無いな。」俺が言うと、