「雪奏?ここ開けてくれ。ちゃんと話そう。」そう言っても無反応。
暫くして鍵が開いて中に入ると目が赤くなった雪奏がいた。
『ウソつき!嘘つく人は大ッ嫌い!!』フランス語でそう言われた。
すり抜けて書庫から出ようとする雪奏を後ろから思いっきり抱き締めた。
『離して!!』そう言って俺の腕から出ようとする。
「俺がさっき止めたのは、こういう事をしそうになったから。」言いながら雪奏の胸を触る。
「リビングには冬哉さんたちまだ居るだろう?雪奏はそれはイヤだろ?」と言うけど雪奏は爆弾を投げてきた。
「この家、耐震+全部屋防音だよ?」…始めて知った。
「雪奏はこのまま進めたいのか?」そう言うと
耳が赤くなってる。
「颯斗に甘えたいよ…」そう小さい声だったが確かに言った。
雪奏をベットに連れて行った。
その後疲れて眠った雪奏の頭を撫でながら
「ごめんな…?ブレーキ効かなくて。」そう言うと、その後俺は雪奏を包む様に抱き締めて眠った。