○あとがき○



 まずは。

 なが~くなってしまったこの拙作にお付き合いくださり、

 本当にありがとうございました。


 できるだけ楽しんでもらおうと。


 笑えて、

 ちょっと切なくなれて、

 ドキドキ。

 ハラハラ。

 キュン


 してもらおうと、書いたお話です。

 
 それだけじゃなくて、

 何かを感じてもらえれば、とも。

 考えながら書いたつもりです。


 主人公には成長してもらって。

 読んでくれてる人に、

「こういう恋愛、したいなぁ」

 と思ってもらえるように。



 楽しんでもらえましたか?

 何か、心に残ってくれましたか?


 願うばかりです。



 話のなかに、ピンクトルマリンの件が登場しますが、

 実はこれ、偶然の産物で。


 執筆しながら、

「ピンクの石…って言ったら、わかりやすいのはピンクトルマリンだよな」

 ってなことで、つらつらっと書いたのですが、

 数日後、

 たまたま立ち寄った、パワーストーンのお店で効能の書いてある紙をもらいまして。

 「そういえばピンクトルマリンの意味ってなんだろ?」

 麻紀みたいに、読んでみたのです。


 そしたら。

 文中に出てくる通りです。


 『過去の愛を浄化し、新たな愛を導く』


 ビビりました。

 唯衣みたいに。

 流川との今後を暗示するアイテムとして、最適じゃん! と。

 こんな偶然もあるのだと。

 そこで急遽、話のなかで、麻紀にそれを言わせたというわけです。


 いや~、今回はこの話を書くために時間を使ったんだなぁ…とあらためて感じました。