とても高そうな車に乗せられてやってきたのは…

「うわ…高そう…」

高級ブランドの立ち並ぶところだった

「なんでも好きなもの買っていいよ」

いやいやいや…そんなこといわれても…

「じゃあ僕が選ぶよ」

ニッコリ笑って手をつながれた

この表情の風雅は何をいっても伝わらないことが分かってきたので

「できるだけ早く終わるようにお願いします」

だけいった

「うん大丈夫だよ

もう予約してあるから」

「は?」

なんていったこの人

「だから予約してるから大丈夫だよっていっているんだよ」

「…なぜ一緒に来る意味があるの?」

「サイズがあっているか調べるためだよ」
「そう…じゃあ早く行きましょう」

もうよくわからないわ…

その店に入って服を買って帰っていった