鈴波side

「…ほんとにキスしちゃいそうだったな…」

一人でそんなことを
考えて顔が真っ赤になった。

「ん?どうした?鈴波」

「な、なんでもないよ!?」

「そーか?」

『こっの、へたれ!もっと上手く演技できないわけ!?』

『お前、ひとのこと言えんのかよ!?』

『なんですってえ!?』

そんななか
後ろでは田辺くんと麗佳が
ダイナミックに喧嘩していた。笑