『教えようか??』


「えっ……!?」


蒼はいつもの無表情な顔でそう言ってくれた。


「お願いしますっ!」


私は笑顔で、蒼の目を見た。


『…………………単純』


「ちょっと!」


『あー、分かったから。はい、解く』


蒼はシャーペンを持って、解き方を私に教えた。